「私も、働く30代」プレス三谷麗子が考える

“忙しくても素敵”をかなえる
20のアイディア
vol.4

仕事やデート、女子会やお呼ばれなど、働く女性の毎日は何かと忙しいもの。
そんな様々なシーンをいつだって素敵に見せるための “ちょっとしたこと” を、プレス三谷麗子がご紹介する連載企画。
人と会う機会の多い年末年始、着るものに悩む春先に向けての約3カ月間にわたって、
配色や小物、スタイルアップのバランスまで、
おしゃれに見せるあれこれを20のアイディアでお答えします。

お悩み
カジュアルなゆるニットを
もっと女らしく着こなしたい

Answer 1

ニットそのものも“女らしく”。
デザイン選びも重要です

「今っぽい雰囲気づくりに欠かせないオーバーサイズの服は、時にふっくら見えたり、着られている感じが出たりと、素敵に着こなすのは案外難しいもの。とくにニットはボリュームがあり、素材的にもほっこりしがちなので、“女らしさ”を意識して選ぶのが大切です」

「たとえば鎖骨がきれいに見える深Vネックや、ふわふわのモヘア素材、丸みのあるフォルムやバックスリットなど、ほんの少しやさしさやスタイルアップの要素が加わるだけで、女らしさが際立ちます。そしてそんな一枚を引き立てるために今日選んだボトムは、ちょっぴりマニッシュなワイドパンツ。サイドのフェイクレザーもいい引き締め役になってくれて、甘すぎず辛すぎない、バランスの取れたコーデに仕上がります」

Answer 2

流行りのベルトを使って
ルーズに見せない工夫を

「わかりやすく“女らしい”印象をめざすなら、やさしい風合いのルーズニットとレースのフレアースカートなど、甘口なアイテム同士を組み合わせるのもあり。ただし大人は、甘くなりすぎないように要注意。ダークブラウン×スモーキーブルーといったシックな配色やエッジの効いたレース柄など、主張が立つアイテムを選ぶことで甘さもぐっとやわらぎます」

「もう一つおすすめなのが、ベルト使い。ウエストを絞ってメリハリシルエットをつくるだけでも女らしさが高まりますし、今日のようなゆる×ゆるコーデのときも、腰位置が高く見えてバランスアップにも。FRAY I.Dでは今回つけているようなホールド力のある太ベルトや、二重巻きするロングベルトが人気。この冬のトレンドでもあるので、ぜひトライしてみてください」

[STAFF]
Photography : Masaki Sone [PEACE MONKEY]Styling : Chisato Takagi
Hair & Make-up : Kokoro Yusa [PEACE MONKEY]Composition & Text : Machi Ito