「私も、働く30代」プレス三谷麗子が考える

“忙しくても素敵”をかなえる
20のアイディア
vol.7

仕事やデート、女子会やお呼ばれなど、働く女性の毎日は何かと忙しいもの。
そんな様々なシーンをいつだって素敵に見せるための “ちょっとしたこと” を、プレス三谷麗子がご紹介する連載企画。
人と会う機会の多い年末年始、着るものに悩む春先に向けての約3カ月間にわたって、
配色や小物、スタイルアップのバランスまで、
おしゃれに見せるあれこれを20のアイディアでお答えします。

お悩み
30 代女子にちょうどいい
「大人の白」ってどんな白?

Answer 1

ヘルシーな女っぽさに効く
「透ける白」トップス

「どんなに流行が変わっても、春になると着たくなる白。清潔感や抜け感、冬服のリフレッシュにも欠かせない色ですが、一歩間違えると幼く見えたり、頑張っている感が出すぎたりとさじ加減が難しいもの。そこでおすすめなのが、こんな透け感のあるブラウスです」

「キャメルのコートとブラウンのパンツ、秋冬にも大活躍した茶系トーンの着こなしも、トップスを白の透けブラウスへと変えるだけで春らしく軽やかな印象に。透け感が強いといやらしく感じることもありますが、このトップスはヘルシーな白という色味に加えて、“ほんのり”透ける素材。マジョリカプリーツという細かいプリーツが施されているので、カジュアルな雰囲気で着こなせるのも使いやすいポイントです」

「透け素材というと女っぽさや色っぽさに直結しがちですが、実はスタイルアップにもひと役買ってくれるディテール。こんなふうに首が詰まっているブラウスでも胸もとや肩まわりをきゃしゃに見せてくれるので、厚手のコートやカーデで着膨れがちな冬シーズンの“すっきり見え”インナーとしても重宝してくれます」

Answer 2

カジュアルなGジャンも
品のいい「白」で克服!

「もう一つ、白でこその魅力が味わえるのがこのGジャン。厳密に言えばやや黄みがかったアイボリー色ですが、ブルーデニムでは味わえない大人っぽさや適度なコンサバ感があり、私自身カジュアルすぎて苦手だったGジャンも抵抗なく楽しめるようになりました」

「一見バランスの取りづらいビッグシルエットですが、丸みのあるフォルムとかっちりとした質感のおかげで袖を通しても、さらっと肩がけしてもキマるのも◎。今日はリブ素材のレイヤード風ワンピースに羽織ってみましたが、丈が長いのもうれしいところ。ヒップまでをすっぽりと覆ってくれるので、体のラインが出やすいニットワンピも自信を持って着こなせるはずです」

[STAFF]
Photography : Masaki Sone [PEACE MONKEY]Styling : Chisato Takagi
Hair & Make-up : Kokoro Yusa [PEACE MONKEY]Composition & Text : Machi Ito