「私も、働く30代」プレス三谷麗子が考える

今の自分をつくる
大人の名品リスト
vol.3

好きな服や似合うテイストを見極めながら、自分らしいおしゃれ観を確立している30代。
忙しい毎日の洋服選びには、気品を備えながら今っぽさを感じさせるアイテムが欲しいところ。
そこで、プレス三谷麗子が、ワードローブに加えるべき、今の自分をつくる「名品」をご紹介。

名品 7

コーデの主役になる
「トレンチコート」

「春アウターの中でも、ON OFF問わず着こなせるトレンチコートがワードローブの必須アイテムになりつつあります。ベーシックなものからデザイン性豊かなフォルムまで既にいくつか揃えていますが、この時期になるとつい新調したくなるもの。」

「今回選んだドレス風トレンチコートは、自由にシルエットバランスを調整できるのが決め手。リボンをキュッと絞った袖口がトップにボリュームを作るので、鎖骨周りがスッキリします。さらに、ウエストマークでメリハリを付けることで、裾にドレープが生まれるので表情を豊かに仕上げてくれます。羽織るだけでサマになるから、ワンピース感覚の着こなしができるのも嬉しいですね。ドレスアップした日の定番にもなりそうです。」

「今回選んだドレス風トレンチコートは、自由にシルエットバランスを調整できるのが決め手。リボンをキュッと絞った袖口がトップにボリュームを作るので、鎖骨周りがスッキリします。さらに、ウエストマークでメリハリを付けることで、裾にドレープが生まれるので表情を豊かに仕上げてくれます。羽織るだけでサマになるから、ワンピース感覚の着こなしができるのも嬉しいですね。ドレスアップした日の定番にもなりそうです。」

名品 8

トレンドを抑えた、気品漂う
「プリントナロースカート」

「暖かくなり、華やかなプリントアイテムが街中にも並び始めていますね。コーディネートのポイントになる柄アイテムは、さりげなく1点投入するのが大人っぽくまとめるコツ。とはいえ、どんな柄物がいいの?と迷う方も多いと思います。私が今おすすめしたいのは、目立ちすぎず着回し力も持ち合わせたマーブル柄のナロースカートです。」

「トレンドでもあるマーブルやタイダイ柄は、色味や素材の風合いが繊細なほど大人向け。このスカートは、抽象的かつシックなカラーが主張しすぎず、柄ものが苦手な方でも取り入れやすいはず。落ち着いたスカートの印象が引き立つように、合わせるトップスはリブニットやサテン素材など軽やかさを意識し、重たく見えないコーディネートを心がけて。ちなみに、名品7のトレンチにも色違いのピンクを合わせたほどのお気に入りです。」

名品 9

ラフに着られる大人の
「バックドロストワンピース」

「コーディネートテクニックがなくても決まるワンピースは、どんな時も頼もしい存在ですよね。特に、ラフに着こなしやすく大人見えするデザインをバリエーション豊富に揃えたいこの頃。今欲しいのは、少し特別な予定に合わせた一枚。気分を上げたい友人との食事会やデートなど、あくまで日常の延長で女らしく着られるのが理想です。」

「一見シンプルなこのワンピースには、理想を叶えるポイントが詰まっています。ボリューム袖と程よくシェイプしたウエストで、身体のラインを美しく見せるシルエット。大胆に開いた後ろ姿の肌見せで、潔い大人の抜け感。そして、きちんと感を与えるブラックは、シャリ感のあるリネン混素材も相まって、軽やかなスタイルに。色気を出しつつ、落ち着いた雰囲気に仕上がるので、気張った印象もなくおすすめです。」

[STAFF]
Photography : Masaki Sone [PEACE MONKEY] Styling : Chisato Takagi Videography : Tomoyuki Koja [PEACE MONKEY]
Hair & Make-up : Kokoro Yusa [PEACE MONKEY] Composition & Text : Miyuki Matsui