CAN’T WAIT FOR FALL !

「あした着たい服」

― プレス三谷麗子がおすすめする、秋の新作 20 LOOKS ―

vol.4

毎日にマスクが欠かせなくなったり、お出かけの機会がめっきり減ったり、
この数カ月で世界もおしゃれも大きく変わってしまったけれど、
そんな今だからこそ「着たい服」がある。
心地よく、女らしく、今っぽい。どれもがシンプルで使いやすいのに、
着るたびにちょっとワクワクした気持ちになれる……
そんな“名品ぞろい”の秋のFRAY I.Dで、
「あした」は今日よりもう一歩、おしゃれを楽しんでみませんか?

Style 1


出会ったときが“買い時”。
まっ先に決めたケープ風コート

「人気が集中しやすいコートは、欲しいと思うものに出会ったときが“買い時”。出番はまだまだ先ですが、私自身もすでにいくつか購入した中でも一番に決めたのがこのコートでした。ケープを重ねたようなレイヤード風のデザインは新鮮ですが奇抜ではなく、構築的なシルエットなのにかっちりしすぎず女らしい。それはやわらかく、軽やかなウール混素材のおかげでもあります」

「丸みのある肩やスタンドネックもしなやかですし、すその両サイドにスリットがあってアンニュイな動きも出せる。展示会で見たときから絶対に可愛い!と狙っていましたが、実際に体を入れてみるとその可愛さが確信に変わり、いっそうテンションが上がりました」

「そんなやさしげな空気感を持つコートには、なめらかなワンピースが相性抜群。サテンが揺れ動き、きれいな見た目とストレスフリーな着心地が両立するドットワンピと、今日はコーディネートしてみました。ありそうでなかったペイント風のランダムドットは、控えめながら存在感はたっぷり。コートの隙間からチラッと見えたときも、絶妙なアクセントとなってくれるはずです」

Style 2



定番のプリーツスカートも
トレンド素材で今っぽく一新!

「フェイクレザーは今季のトレンド素材。vol.3ではシャツをご紹介しましたが、FRAY I.Dが得意とするスカートもぜひおすすめしたいアイテムです。その一つ、太め幅のプリーツにピンタックステッチをあしらい立体感をきわ立てたスカートは、見た目も着心地も軽くてやわらか。白という色も相まってハードな印象はなく、上品に取り入れていただけるのが好評です」

「シンプルなニットでも素敵ですが、いつものプリーツスカートの延長でさらっと着こなせるからこそ、少し個性的なニットを合わせたってOK。今回のカーディガンも、斜めにデザインされた前ボタンや長めのフレア袖などユニークなディテールが効いていますが、黒なら日常に使いやすい。それでいてモノトーンならではの強さが加わるので、ほどよくモードな着こなしに仕上がります」

「ちょっとしたことですが、襟で首もとに重心を持ってくることで、顔がシャープに見えたり、肩のラインが華奢に見えることも。ただでさえマスクが不可欠で、十分におしゃれが楽しめない今の時季。さりげなくスタイルアップでき、自信をもたらしてくれるようなデザインを選ぶことも、服選びの大切なポイントだと思っています」

Style 3



シンプルなのにサマになる
理想を叶えてくれたワンピース

「毎シーズン、必ず買い足すロング丈のワンピースですが、決め手となる条件は3つ。①肩のラインが華奢に見え、②ストンと落ちるようなやさしいムードや軽さがあり、③どこかに体が美しく見えるポイントがある――そんな私の好みのすべてを叶えてくれたのが、このワンピースでした。柄があるわけでもデザインが甘いわけでもないのに、透ける素材やさりげないディテールのおかげで“絵になる”という理想的な一着です」

「使用しているのはカッセンシフォンという素材。縦にしなやかに落ちてやさしい印象ですが、袖やウエストにシャーリングやタックを施すことでメリハリが生まれ、スタイルよく見えるデザインに仕上がっています」

「また、首のリボンや長めのフレア袖などところどころに可愛いディテールを取り入れていますが、あくまでラフな雰囲気なので大人にも“ちょうどいい”はず。色もカジュアルにもモードにもいける振り幅の広いカーキブラウンなので、ざっくりニットやジャケットなど羽織りでイメージをガラッと変えても素敵だと思います」

Style 4


苦手だったCPOジャケットが
今季はワードローブの主役に

「昨秋、トレンドアイテムとして火がついたCPOジャケット。両胸にポケットのついたメンズシャツのようなデザインが特徴ですが、私にとってはカジュアル色が強く、躊躇していたアイテムでした。でも今季、このジャケットに出会ってついに購入を決意! ビッグサイズではありますが、実際に袖を通すと肩のラインが大きすぎず、着られている感がゼロ。クリーミィなベージュの女らしさも加わり、“あれ、意外と似合うかも?”と思わず自画自賛したくなるほど(笑)着やすいのです」

「とはいえ、やはりカジュアルなアイテムではあるので、可愛げのあるワンピースやきれいめなパンツといった“真逆”を合わせてバランスを取るのがマイルール。今日はアシンメトリーなケープをまとったような、ひと技効いたドッキングワンピと組み合わせてみました」

「淡い色同士のワントーンも品よく見えるポイントですが、ジャケットを脱いだときのことを考えると、中はシンプルすぎるものより立体的なフォルムやワンアクセントあるデザインのほうが、スタイルアップには効果的。冬はワンピの下にさらにニットを重ね、メリハリとおしゃれを両立させたレイヤードに挑戦する予定です」

[STAFF]
Photography : Masaki Sone [PEACE MONKEY]
/ Videography : Tsutomu Shiroki [PEACE MONKEY]
/ Styling : Chisato Takagi
Hair & Make-up : Yukako Morino [Perle Management]
/ Composition & Text : Machi Ito

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