CAN’T WAIT FOR FALL !

「あした着たい服」

― プレス三谷麗子がおすすめする、秋の新作 20 LOOKS ―

vol.5

毎日にマスクが欠かせなくなったり、お出かけの機会がめっきり減ったり、
この数カ月で世界もおしゃれも大きく変わってしまったけれど、
そんな今だからこそ「着たい服」がある。
心地よく、女らしく、今っぽい。どれもがシンプルで使いやすいのに、
着るたびにちょっとワクワクした気持ちになれる……
そんな“名品ぞろい”の秋のFRAY I.Dで、
「あした」は今日よりもう一歩、おしゃれを楽しんでみませんか?

Style 1


今季のパンツはややスリム。
着心地のよさもポイントに

「以前と比べ、FRAY I.Dでも取り扱いが増えたこともありますが、最近はパンツがワードローブの中心。シンプルな着こなしが好きなので、スタイルよく見える形は欠かせないポイントですが、毎日に使うことを考えると動きやすさやはき心地のよさも重視したいところ。脚にフィットするややスリムなストレートシルエット、伸縮性のある素材で一日ストレスなくいられるパンツは、そんな理想を満たしてくれる一番のお気に入りです」

「ひざより少し高めの位置でシェイプされていたり、サイドにはスリットが入っていたりと、さりげなく美脚に効くディテールも満載。形がきれいというだけでサマになるのでトップスはベーシックなものでも十分ですが、今日はチュニック丈のニットでひと工夫。右サイドにスリットのあるアシンメトリーなデザインや、杢調のブラウンカラーで体のラインも拾いにくいので、シンプルな1+1の組み合わせでも自信を持って着こなせます」

Style 2



“使える2色”がうれしい
2WAY仕様のリバーコート

「ここ数年、トレンドアウターとしてすっかり定着したリバーコート。2枚の生地を1枚で仕立てているので、軽く、暖かく、縫製が美しいというのが特徴ですが、リバーシブルで着られるというのも魅力的。上品なアイボリーと肌色をトーンアップさせてくれるような華やかなベージュは、どちらを表にするかで印象はガラッと変わりますし、着たときにネックや袖、ベルトからもう1色がチラッとのぞくことで着こなしのアクセントにも」

「ウールの中でも高いクオリティをほこる“ジーロンファーストラム”を使っているので、風合いもなめらか。裏地がなく、直接肌に触れるリバーコートだからこそ、こういった素材のよさも大きな決め手となります」

「コートの中に合わせたのはトレンド感があり、注目度も高いリブニットのワンピ。シルエットは比較的タイトですが、すそに広がりがあるのでコンサバになりすぎず、それでいて女性らしさはキープできる名品です。衿つきのデザインも目新しい印象をかなえてくれるので、コートを脱いでもハッとするような洒落感が味わえます」

Style 3



FRAY流ニットベストで
モードもちゃんと女性らしく

「ほんのり辛口だったり、遊び心のあるデザインが増えた今シーズン。連載でもさまざまなアイテムをご紹介してきましたが、そんな今季のFRAY I.Dらしさを感じるアイテムの1つがこのレイヤード風トップスでした。ニットベスト×ロングシャツという少しモードなコンビですが、ベストは肩先が長めですし、シャツもすそが丸くカッティングされていたりと、そぎ落としすぎない感じがリアルで使いやすい。どちらも単品でもコーディネートしやすい白、それでいてセットで着ればトレンドのワントーン風になったりと、実用性の高さも自慢です」

「今日は2枚を重ねてシンプルなパンツに合わせましたが、シャツは両サイドに深くスリットがあるので、ボリュームのあるスカートとも好相性。ニットベストは丈感が短いので、手持ちのワンピースなどに重ねてもOK。着心地は暖かく、袖がないぶんコートの中でも窮屈にならないので、これからの季節にも重宝します」

Style 4


賞味期限が広がった!
ショート丈のリバーコート

衿の大きなリバーコートは昨年、真冬に大人気だったアイテムですが、今年はいち早くショート丈でリバイバルしたことで、秋先からも着回せて長いシーズンに楽しめるアイテムとなりました。華やかに見えつつ、小顔効果が高いのも女性にとってはうれしい限り。タートルを中に重ねれば、大きな衿とのメリハリでいっそう顔まわりがほっそり見えますし、Vゾーンの防寒対策にもなったりと、いろんな意味で相性抜群です!」

「形はややオーバーサイズのようなゆったり感がありますが、上質なウールで落ち感がしなやか。ベルトをキュッとしめても着ぶくれないので、小柄な方やヒールのない靴でもバランスよく着こなせると好評です」

スカートを合わせればやわらかく女性らしさを感じるスタイルに、パンツを合わせればアクティブな印象に。リバー仕立ての高級感とショート丈の軽やかさを備え、どんなボトムともすんなりなじむこのコート。オンとオフの切り替えがあいまいになり、より幅広いシーンに使えるアイテムが好まれる今の時代、毎日を共にするアウターはこんな汎用性の高い一着がいいですね」

[STAFF]
Photography : Masaki Sone [PEACE MONKEY]
/ Videography : Tsutomu Shiroki [PEACE MONKEY]
/ Styling : Chisato Takagi
Hair & Make-up : Yukako Morino [Perle Management]
/ Composition & Text : Machi Ito

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