ジャガードをはじめとする
高級テキスタイルの産地、桐生・足利。
長い年月をかけて理想とする
パネルレースを求め国内外を探し続ける中、
この地で偶然目にしたインテリア用のレース生地から
FRAY I.Dのパネルレースは誕生しました。
前後にそれぞれ1680本のビームと呼ばれる
ボビンが設置された特殊なジャガード編み機で
織り上げるパネルレースは、
複雑で変化に富んだデザイン柄を表現することができ、
メッシュひとつとっても奥行きのある
他にはない生地を作ることができるのです。
FRAY I.Dのパネルレースは毎シーズンオリジナルで起こし、さらに裾や服のパーツによって複雑に変化しています。
今回のドレスもスカート部分は3段の大きなオーナメント柄が放射状に拡大していくパターン、上半身部分はメッシュとラインが組み合わされた複雑な柄パターンなど、手の込んだデザインが組み合わさって出来ています。
この図案をゼロから考案するデザイナーの情熱と、その理想に応える職人の技術と信頼が合わさることにより、一つ一つ奇跡のように美しいパネルレースが生まれるのです。