ニューノーマルな日常の
「新スタンダード」
― プレス三谷麗子が着る、冬の20 LOOKS ―
vol.2
ライフスタイルも働き方も、さまざまなことがリセットされた今、
服選びの基準も大きく変わりつつあります。
着心地がよくて、でもちゃんと女っぽくきれいに見えて……。
自然と手が伸びるのは、そんな気持ちから満たされる服。
不安定な日々を前向きに過ごすすべての女性に、
FRAY I.Dが提案する新しいおしゃれのかたち。
LOOK. 5
サッと着て即シャレる、
モードフェミニンなニットを一枚
今季は、旬のレイヤードが時短で叶うニットがいちおし。このニットは、アシンメトリーな裾からインナーキャミソールのラッフルがのぞくアンニュイなデザイン。クリームベージュのやさしげな雰囲気も手伝って、モード感を日常的なムードで楽しめます。シャープなセンタープレスパンツで引き締めれば、フワッと香るような、大人が理想とする甘さに。
斜めのカッティングがウエスト位置を高く見せる効果も。弾むラッフルのエアリーさもあって、長めの着丈もすっきりスタイルよく着こなせます。ゆったりとしていても、実はとても計算されているんです。それぞれ単品で使えるから、手持ちのアイテムとのミックス&マッチも思いのままに。
LOOK. 6
ワザありトップス1点投入で
引き続き旬のブラウンに自分らしさを
ハイゲージニットとオーガンジーの異素材で仕立てたトップス。構築的なフォルムとシアーなニュアンスが今年らしさと女っぽさを加速させます。ふんわりとふくらむ袖も目を引くアクセント。シックなダークブラウンの効果で、ほんのりと透ける肌も上品に。トレンド色ゆえの横一線コーデから一歩抜きんでるデザイン性の高さは、鏡を見たときの自信にもつながるはず。
身頃と袖に程よくボリュームがあるぶん着丈は短く。重心が上がって見えるバランスもこだわりです。Iラインボトムを合わせれば、よりいっそうの脚長効果が。今回合わせたのは、サテンのラップ風スカート。トップスとボトムに光沢感はリンクさせて統一感を出しつつ、シルエットそのものは極シンプルに。引き算することで、メリハリのあるスタイルが完成します。
LOOK. 7
数年後も着ている姿が想像できる
普遍的なコートをワードローブに
今季のFRAY
I.Dには、さまざまなタイプのコートがラインナップ。特に、ベーシックなコートは素材とパターンにこだわり、“飽きずに長く着られる”という視点を大切にしています。なかでもこのコートは、イタリア製ウール混素材を使い、なめらかな手ざわりが特徴。ほんのりと光沢を帯びて上質感たっぷり。
素材のよさが際立つ削ぎ落としたデザインと絶妙なグレーもまた、一過性のものとは違う洗練された存在感を示します。すっきりとしたノーカラーはタートルネックニットと相性がよく、小顔効果も。
グレーのコートに黒などダークカラーでシックにまとめてもいいけれど、白の抜け感と柔和さで、女らしさを押しだしても素敵。ここ数シーズンFRAY
I.Dでもベストセラーのサテンパンツは、こんなふうにカジュアル感のあるニットワンピースにさりげなくよそ行き感をプラスしたり、女っぽいニュアンスを足したいときにも便利です。
LOOK. 8
センシュアルなワンピースを
辛口なエコレザーでハズして
繊細なツヤと落ち感で、いとも簡単に女らしさを纏えるワンピース。注目すべきは、ウエストにエコレザーベルトがついていること。レザー特有の強さが、ただフェミニンなだけじゃない奥行きのある女らしさに導きます。後ろでリボン結びしてもいいし、フロントで一つ結びして無造作に垂らしてもムーディ。足元まで同系色でつなげたワントーン配色も新鮮さを印象づけます。
ラフに羽織ったのは、エコレザーのシャツジャケット。リアルレザーさながらの本格的な見た目も優秀ですが、なによりしなやかで着心地がよく、扱いやすい。大きめの襟やくるみボタンなど、ハードさを和らげる要素を盛り込み、誰でも着やすいバランスに仕上げています。ワンピースにメンズライクなサイジングのアウターという、“あえて”の組み合わせも色気を引き立てるフックに。
ラフに羽織ったのは、エコレザーのシャツジャケット。リアルレザーさながらの本格的な見た目も優秀ですが、なによりしなやかで着心地がよく、扱いやすい。大きめの襟やくるみボタンなど、ハードさを和らげる要素を盛り込み、誰でも着やすいバランスに仕上げています。ワンピースにメンズライクなサイジングのアウターという、“あえて”の組み合わせも色気を引き立てるフックに。
[STAFF]
Photography : Masaki Sone [PEACE MONKEY]
/ Videography :
Tsutomu Shiroki [PEACE MONKEY]
/ Styling : Chisato
Takagi
Hair & Make-up : Cocoro Yusa [PEACE MONKEY]
/
Composition & Text : Yoko Enomoto
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